【Future Standard Session -ONLINE-】
〜使える?使えない?「最新福祉機器」vs「アナログな障害当事者・家族」〜
IT、IoT、5G、AI、ICT・・・最新技術は現代の私たちの生活に確実に恩恵をもたらしています。今まで不自由を強いられていた障がい児者とその家族の生活にも変化が生じてきたのではないでしょうか。しかしながら、テクノロジーの進化についていけない人たちがいるのも事実です。最新技術ってそもそもどんなものがあるの?それって美味しいの?Future Standard Sessionではそんな疑問や不安が前向きになるような視点をくれるゲストを迎え、ネクストステップにつながるきっかけを生み出します。
興味はあるけど・・・
何から始めたらよいか分からない・・・
自分にもできるのかな・・・
障がい児者とその家族のQOL(生活の質)を上げる場としてさまざまなテーマで当事者や専門家から根掘り葉掘り聞きまくり、最新情報と未来への希望を集めようというトークイベントを8月2日と16日の二日間にわたり開催します。
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このイベントはオンライン開催になります。YouTubeでの限定配信を予定しています。世界中どこからもインターネット環境とパソコン、スマートフォン、タブレット等があれば参加できます。遠方で都市部開催のイベントに参加できなかった方、外出を控えている方もこの機会にぜひご参加ください!尚、イベント参加の方にはイベント後にも視聴できるアーカイブサービスもあります。
■公式ウェブサイト / Website
http://future-standard.jp
■日時 / Date
2020年08月02日(日) と 16日(日)
14:00 START 16:00 CLOSE
■会場 / Venue
オンライン(YouTubeの限定配信を予定しています)
※お申し込みいただいた方にURLをお送りします。インターネット環境に接続したパソコン、スマートフォン、タブレット等からご参加できます。
■参加費 / Fee (2日間の録画動画付)
・一般:2,000円
・会員:1,500円
※会員(Ubdobe Village Member)価格をご希望の方は、こちら。
※一つの端末で複数人参加する場合にも、人数分のチケットをご購入ください。
※1日分のみの販売はしておりませんのでご了承ください。
■お申し込み方法 / Ticket
Peatixによる事前申込・事前決済になります。
下記よりお申し込みください。
https://fss-20200802.peatix.com
■トークテーマ&ゲスト
08月02日(日)
第1セッション 『ICT入門 〜なにそれおいしいの?〜』
・大泉 えり(高度医療ケアラー / 在宅おふろ研究家)
・永峰 玲子(おおたはらっこ~波の会~代表 / 大田原症候群を中心とする難治性てんかん患者会)
第2セッション 『誰もが自由自在に暴れまわれる?!e-スポーツの世界』
・田中 栄一(一般社団法人ユニバーサルeスポーツネットワーク 代表理事)
・吉成 健太朗(AGL Gamers)
08月16日(日)
第1セッション 『スムーズな移動を未来のスタンダードに。』
・大澤 信陽(全日本空輸株式会社 企画室MaaS推進部)
・松丸 実奈(NPO法人にこり 理事長 / 看護師)
第2セッション 『うちの子、将来稼げるの? 〜分身ロボット編〜』
・酒井 麻椰(株式会社オリィ研究所 OriHimeパイロット)
・鈴木 メイザ(株式会社オリィ研究所 分身ロボットカフェプロジェクト プロジェクトマネジャー)
■モデレーター
・加藤 さくら(NPO法人Ubdobe)
デジタルに疎く、せめて仕事で支障がないように・・・と苦戦中の二児の母39歳。次女は福山型先天性筋ジストロフィーという進行性の難病がある。
・仲村 佳奈子(NPO法人Ubdobe)
基本的に国内にいないため仕事は常にテレワーク。現在イギリス留学中の研究者の卵。子どもが好きすぎる理学療法士。
■主催・企画・制作:NPO法人Ubdobe
http://ubdobe.jp
■お問い合わせ先:NPO法人Ubdobe 本部事務局
info@ubdobe.jp
——–出演者プロフィール———
*大泉 えり(高度医療ケアラー/在宅おふろ研究家)
東京都在住。高度医療ケアの必要な神経難病SMA1型の子どもを育てる介護当事者。在宅おふろ研究家としても「『超重症児』の在宅おふろ事例集」を発刊し、人工呼吸器を使う子どもと家族のためのオリジナル簡易浴槽「かえるのオフロ」を販売中。ケアの合間をぬって執筆や講演活動も行う。写真は娘の咲穂(さほ)さんと。
→Facebook:大泉江里 #今日の通学路 は母娘のおもしろリアルなリアルな日々が人気。
→娘のICT事情: コミュニケーションは主にiPadのアプリを使用(指伝話、OriHime Bizなど)操作変換デバイスは「変わる君」。学習用にはノートパソコン(Windows)も使用する。操作変換デバイスは「ワンキーマウス」。MabeeやAlexaなどのloTを使ったり、「じゃんけんマシン」を有志で作ったり、楽しさを増やしながらチャレンジしている。入力方法は指先で、マイクロスイッチやフィルムタッチスイッチ。

*永峰 玲子
元渋谷109のカリスマ店員。東京都在住。日本に100人未満とされる難治性てんかん「大田原症候群」の娘(10歳)を育てる介護当事者。どうしたら楽しい毎日が送れるか?試行錯誤しながら、前向きに生きることを楽しんでいる。様々な活動を通して情報を発信し、障害のあるなしに関わらず、みんなが笑顔で過ごせる社会を目指し課題解決に向けて取り組んでいる。
→おおたはらっこ~波の会~ 代表(大田原症候群を中心とする難治性てんかん患者会)
→NPO法人 心魂プロジェクト 理事
→海外に子ども用車椅子を送る会 コーディネーター
→笑顔の向こうに繋がる未来プロジェクト アドバイザー
→株式会社DALA

*大澤 信陽(全日本空輸株式会社 企画室MaaS推進部)
ユニバーサルデザインに基づく総合的な移動サービス「Universal MaaS~誰もが移動をあきらめない世界へ~」の産学官共同プロジェクトのメンバー。各事業者が連携することで、移動を躊躇する方々に、包括的な移動体験を提供しようとする新たな取り組みを行っています。
2001年~ANAシステムズ(当時、全日空システム企画)にて国際線旅客システムの開発を担当(プログラマ)
2003年7月~Web関連システム開発/運用を一通り経験(SE、プロジェクトマネージャ)
2018年7月~ANAデジタル変革室(当時、業務プロセス改革室)にて、AI、IoT、ウェアラブル、ロボティクス、自動運転関連を中心に新技術を追求。一方で、ANAバーチャルハリウッド(ANAグループ社員による自発的提案活動)のディレクターを務め「Universal MaaS」を生みだす。
2019年4月~ANA企画室にて、引き続きMaaSのあるべき姿や「Universal MaaS」を追求
2019年7月~ANA企画室内に新設されたMaaS推進部へ
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202002/20200207.html

*松丸 実奈(NPO法人にこり 看護師)
総合病院勤務後、2016年小児専門の訪問看護ステーションを開所。2017年には、NPO法人 にこりを設立し、こどもデイサービス、ヘルパーステーション、福祉有償運送(にこりタクシー) 、相談支援事業、保育所等訪問支援事業、喀痰吸引3号研修機関、ヘルパー養成校(申請中。9月開講予定)を行っている。
https://nicori.org

*田中 栄一(一般社団法人ユニバーサルeスポーツネットワーク 代表理事)
国立病院機構八雲病院の作業療法士として、小児神経筋疾患に対して支援機器を用いた活動サポートを行っている。
https://uniesnet.com

*吉成 健太朗(AGL Gamers)
障害の有無に関係なく楽しむことが出来るゲームやesportsの魅力や現状抱えている問題を知ってもらうために活動中。最近はゲームアクセシビリティに関する情報を発信するAGL Gamersというサイトを立ち上げて情報を発信しています。
https://aglgamers.com

*酒井 麻椰(株式会社オリィ研究所 OriHimeパイロット)
兵庫県在住の23 歳です。好きなことはお笑いやジャニーズを見たりすることです。脊髄性筋萎縮症(SMA)のためひとりで外出することが難しい状態ですが、分身ロボットOriHimeを活用して今年7/27からモスバーガー大崎店で働いています!
https://orylab.com

*鈴木 メイザ(株式会社オリィ研究所 分身ロボットカフェプロジェクト プロジェクトマネジャー)
2018年の第一回分身ロボットカフェから運営に携わり、2019年9月にオリィ研究所に入社、第二〜三回分身ロボットカフェの実施運営を手がける。現在はモスフードサービスさまなど一般企業への導入事例づくりを始め、2020年度中の常設カフェの開設を目指し、分身ロボットによるテレワークのさらなる社会実装に向けて尽力している。
https://orylab.com
